
「光源氏」の愛した地・塩釜とは
塩釜は、東北で最も長い歴史を積み重ねてきたまち、平安時代より、美しいものの代名詞・歌枕として多くの歌に詠まれている地です。源融(みなもとのとおる)は、「源氏物語」の主人公「光源氏」のモデルの一人といわれ、今から千年以上も前に、塩釜の融ケ岡に邸宅を建て、そこから見える千賀ノ浦(塩釜湾)の風光明媚な風景をこよなく愛したといわれています。平安ロマン漂う塩釜は、源融ゆかりの地でもあるのです。
フォーラム「源氏物語と塩釜」を開催
平成19年12月1日(土) ホテルグランドパレス塩釜において、「源氏物語と塩釜~千年の歴史とロマンを求めて~」と題してフォーラムを開催、約350人の来場者で会場は満員でした。オープニングアトラクションとして古代笛演奏、琵琶演奏が行われ、優雅な雰囲気に、遠く京都から参加された方達も魅了されていました。
山本登朗氏(関西大学教授)を講師に迎え「源氏物語と塩釜」をテーマに基調講演を行い、その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターを花井滋春氏(東北福祉大学教授)がつとめ、パネラーの5名、山本登朗氏(関西大学教授)、塩竈義弘氏(塩竈山上徳寺住職)、山本和恵氏(東北文化学園大学准教授)、阿部光浩氏(塩竈市産業部みなとまちづくり課産業振興室長)、伊藤栄明氏(塩釜市青年四団体連絡協議会会長)が史実と伝承を基に、"源氏物語と塩釜の縁・平安ロマン"を観光に活かす方策を探りました。
「源融木像・平成の源氏物語絵巻」を一般公開
フォーラム開催にあたってお借りした、これまで門外不出であった「源融木像」(京都・本覚寺所有)と、手書き友禅で復元した「平成の源氏物語絵巻」(源氏物語千年紀委員会より借用)11点を、平成19年12月2日(日)~4日(火)までの3日間、塩釜市の雲上寺で一般公開しました。開催期間中に約300人の来場者があり、来場された方々は、滅多に見ることの出来ない貴重な展示品に、しばし魅了されていました。
「大変興味深かった」と来場者の満足度は大変高く、「源融の縁の地を巡って塩釜観光をしたいか」の問には、ほとんどの方が「してみたい」との回答でした。
塩釜市内を巡るモニターツアーとアンケート調査を実施
仙台市内の方を対象に参加モニター20名を募集し、平成19年11月27日(火)、日帰りコースの、平安ロマンの地を巡るモニター散策「塩釜の新しい魅力発見」を実施、アンケート調査を行いました。 「融ケ岡」から見える源融がこよなく愛した「千賀の浦(塩釜湾)」の風光明媚な景色を眺めるなど、道中も地元ガイドの説明を受けながら塩釜市内を散策し、亀井邸では源融についての講話を行いました。
歴史、光源氏に興味があり参加された方が多数いらっしゃいましたが、講師のガイド、源融の講話は、「わかりやすかった」「塩釜が雅の歴史を持った場所であることを知り興味深い」と嬉しい感想を多数頂きました。
また、平成19年12月19、20日(水、木)、16名が参加して、1泊2日コースの「光源氏の愛した地 塩釜」観光モニターツアーを実施、アンケート調査を行いました。市内散策、源融についての講話のほか、小舟体験・島巡り、海苔づくりも体験しました。企画内容は大変好評で、「地元の方とのふれあいから、おもてなしの心がひしひしと伝わる大変良い旅だった」というような嬉しい感想も多数頂きました。小舟体験・海苔づくりが大変好評で「海苔をこんなに簡単につくれて楽しい」「小舟で島を巡るなんて貴重な体験ができてすごく嬉しい」との感想を多数頂きました。
今後の展開~魅力溢れる塩釜を全国へPR~
今後は、歴史を生かした体験型・学習ツアーの商品化を検討し、観光産業を盛り上げていきたいと考えています。そのためには塩釜の魅力を全国へ向けて情報発信し、積極的なPR活動とともに、地域一体となったまちづくり活動の推進が重要です。
また平成20年は、源氏物語「千年紀」。京都では産官学や民間レベルでの取り組みが多く開かれ、「光源氏ブーム」が訪れようとしていることから、今後、京都と連携した取り組みも重要になると考えます。
「光源氏(モデル源融)の愛した地 塩釜へ」小冊子を作成
花井滋春氏(東北福祉大学教授)、菅原周二氏(NPO法人みなとしほがま副理事長)ヒアリングを参考に、源融が光源氏のモデルといわれる理由、源氏物語・京都と塩釜の関わりあいを集約しました。
この他、フォーラム「源氏物語と塩釜」のチラシ、「源融木像・平成の源氏物語絵巻」一般公開の宣伝用チラシを作成しました。
フリーペーパー「しおナビ Shiogama NavigationMap」
光源氏の愛した地 塩釜へ⇒塩釜の観光ポイントをイラストマップで紹介するフリーペーパー。源融縁の地や京都と塩釜の縁など、平安ロマン漂う塩釜を紹介しています。
- メディアで紹介されました
- 2008年2月14日
メディアで紹介されました
◆事業の取り組みが、河北新報社19年9月25日(火)の記事で紹介されました。
◆「源氏物語と塩釜」フォーラム開催について、河北新報平成19年11月12日(月)、同年12月2日(日) の記事で紹介されました。
◆事業の取り組み、源氏物語と塩釜について、朝日新聞平成19年12月29、30、31日(土、日、月)の記事で紹介されました。
・光源氏降臨1 訪れて?京都に「本塩釜町」(19/12/29/)
リンクURL:http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000712290005
・光源氏降臨2 都人あこがれ庭・歌に(19/12/30/)
リンクURL:http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000712300004
・光源氏降臨3「宮城の鎌倉」へ一歩(完)(19/12/31/)
リンクURL:http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000712310003

門外不出だった「京都・本覚寺所有の源融像」フォーラムで一般公開。約1,100年の時を経て、源融は木像として塩釜に"里帰り"を果たした

「源氏物語と塩釜」フォーラム開催の様子

塩釜市雲上寺で行った「源融像・平成の源氏物語絵巻」一般公開の様子

源融が屋敷をかまえたとされる「融ケ岡の景色」(現在の塩釜高校のあたり)。源融はここから千賀ノ浦の風景を愛でていたのでしょうか

融ケ岡から見た現在の「千賀ノ浦の風景」(塩釜湾)。源融がこよなく愛した当時の風光明媚な景色が偲ばれる

「鹽竈神社 表参道202段の階段」。古い歴史を感じさせる荘厳な佇まい。祭りの時は重さ1トンの神輿がこの坂をお上がりになる

小冊子 光源氏の愛した地 塩釜へ

しおナビ

「源氏物語と塩釜」フォーラム 千年の歴史とロマンを求めて

「源融木像・平成の源氏物語絵巻」一般公開

観光ルートモニターツアー1泊2日

観光ルートモニターツアー日帰り



