
伝統産業"米沢織物"の新たな時代に息吹を
近年の着物離れや時代の変貌により、伝統産業「米沢織物」は需要の減退・出荷数の伸び悩み・事業所数の減少傾向にあります。
そんな中「地元に愛される米沢織物」をキーポイントに、現代のライフスタイルにマッチした"洋装"の新商品開発ならびに既存商品力のブラッシュアップを行い、地元での需要拡大を足がかりに、全国に向け、新たな「米沢織物」を発信していきます。
新商品開発・PR・販路拡大による新境地開拓をめざして...
地場産業である米沢織物による新商品開発およびブランド化をめざし、米沢繊維協同組合連合会と米沢商工会議所が、加盟事業所や関係機関と連携のもと、米沢織物をつかった地域に認められる商品開発を行ない、域内での販売を目指します。
また、「米沢織物」の中でも洋物の主流は「レディス」物であるが、新たな活路として「メンズ」物への参入と、着物を身近に感じてもらえる商品「かんたんきもの」の開発を行うことで、米沢ならではの、新感覚「米沢織物」を、全国に向けて発信し、新境地開拓を図っていきます。
「米織メンズジャケット」
これまで手薄であった男性物の新商品として、「米沢織物」の特性を活かした"メンズジャケット"の製作に取り組みました。
コーディネーターに酒井美和子氏、デザイナーにギリシャ出身の新進デザイナー ミハイル・ギニス氏を迎え、ベーシックタイプから最先端デザインの9点を提案。地元テーラー等の協力を得て、試作品を完成させました。
「かんたんきもの」
産地だからこそ可能な、新たな着物スタイルの商品開発と地域おこしを提案。米沢織物の着物は非常に高価な品で、初心者にはなかなか手が届きにくいものであるが、洋装生地を使い、襦袢や紐などの着付けに必要な付属品をすべて簡素化し、価格も抑えることで、若者や着物初心者、または外国人向けに、着物を身近に感じてもらえる商品づくりを行っています。
モニター調査、研究、アンケートを実施
「米織メンズジャケット」
ターゲット層(ビジネスリーダー等)に対し、モニター販売ならびに調査を実施しました。今後も地元テーラーを活用したいとの意見もあり、実際に自分だけの一着を着ていただくことで、地場製品に愛着をもっていただくきっかけとなったようです。
10月20、21日開催の「第13回米沢市産業まつり」にて、来場者アンケートを実施。これまでの米織のイメージや試作品に対するニーズ、今後米沢織物に期待する事について調査を実施しました。
これまでの取り組みを振り返りながら、今後のビジネスとしての可能性を模索する為の勉強会を企画。コーディネーターの酒井美和子氏、診断士の佐藤卓氏を招き、参画事業者を対象に計2回実施しました。
「かんたんきもの」
ターゲット層の年齢の異なる女性と関係事業者による座談会を実施。より魅力ある商品となるよう試行錯誤しています。現在モニター販売ならびに調査を企画中です。
首都圏向けフリーペーペー掲載用・広報チラシ作成、 「かんたんきもの」 パンフを製作中です。

「米沢織・産地展」
米沢繊維協同組合が主催する08秋・冬物の展示会へ試作品3点(デザイナーズジャケット)を出展。レディス関係のバイヤーをターゲットとした展示会でしたが、非常に高い評価を得ました(10月4日・5日に東京北青山で開催)

10月20日~21日「第13回米沢市産業まつり」へ出展。(米沢市と米沢商工会議所が主催)試作品9点の展示にあわせ、コーディネーターが同席し、プレス発表を行う。広く市民に対し"新たな米沢織物"を周知する機会となりました

首都圏向けフリーペーパーに掲載した事業PRチラシ

「米沢市産業まつり」で掲出した、特大(1.8×2.7m×2枚)パネル画像。ポスターとしても使用(作成中)

織元各社が自社の生地をもちより、新商品に適した生地やアイテムなどについて協議

洋服生地を使用して初心者にも気軽に着物を身に着けていただく商品として試作した「かんたんきもの」。商品改良のための座談会を実施

デザイナー ミハイル氏デザインによる、メンズジャケット試作品のひとつ

「撮影会の様子」
参画事業者や地元ビジネスリーダーがモデルとなり、事業PRポスターを製作

初心者にも気軽に着用してもらえる着物「かんたんきもの」を試作。価格や着心地なども考慮し、米沢織物の洋服生地で製作。かさやコサージュ、かばんも同じ生地で製作


