
『匠による阿波の遊山箱の復活』事業
平成19年度地域資源∞全国展開プロジェクト委員会を平成19年6月29日(金)に開催し、委員会の下に事業実施のための作業部会を四つ、特産品開発作業部会、「遊山箱」文化復興作業部会、体験型産業観光作業部会、情報発信&販路開拓作業部会を設置しました。
特産品開発作業部会では、藍染と遊山箱を融合した藍染遊山箱を専門性高いデザイナーのもと地場の木工業者が6作品、試作品として開発しました。 「遊山箱」文化復興作業部会では、文化の観点から遊山箱ギャラリーを中心商店街の四ヶ所で開設し藍染遊山箱のPRに務め、また、平成19年12月8日(土)には藍染遊山箱完成記念パネルディスカッション「遊山箱で徳島を元気に!」を開催し、市長や会頭、デザイナー等7名によるパネルデスカッションを行いました。
体験型産業観光作業部会では、平成19年11月13日(火)に遊山箱産業観光体験バスツアー『阿波の匠の技と"遊山箱"の今昔 見学と体験』を実施し、全国にPRできる観光エージェントに参加して頂き、新たに開発した「藍染遊山箱」の工場とギャラリー、新旧「遊山箱」展示の見学、藍染体験、船上での遊山体験をして頂きました。
情報発信&販路開拓作業部会では、全国に発信できる「藍染遊山箱」のパンフレットを作成し、平成19年11月21日(水)~24日(土)まで2007東京国際家具見本市に、藍染遊山箱等を出展しました。
『藍染遊山箱』について
阿波・徳島が独自に育んだ、三段重ねの小さな木箱「遊山箱」(料理を入れる箱)。この「遊山箱」と、地場産業である「藍染め」を融合した「藍染遊山箱」が完成いたしました。伝統を継承しつつ提案された斬新なデザインと、阿波の匠の技をご覧ください。
- 遊山箱ギャラリーの開設
- 2008年2月13日
日時:平成19年12月1日(土)~平成20年1月23日(水)
場所:徳島市中心商店街内4ヶ所
◇「東新町」:平成19年12月1日(土)~9日(日)
◇「元町・両国本町」:平成20年1月9日(水)~11日(金)
◇「籠屋町」:平成20年1月21日(月)~23日(水)

「Awa:泡と阿波」
絞り染めのドット柄と表面に開けられた穴が互いに呼応し合うデザイン。穴は外箱の蓋の取っ手であり、遊山箱を外に出す指の穴にもなります

「Nami:阿波の波」
表面を波打つ、うづくり仕上げの上から塗装を施し、波板ガラスの蓋を付けることで阿波の波をモチーフとしました

「Uzu:鳴門の渦潮」
外箱表面は一部アクリルで、表面に施されたスクリーンプリントが、中の藍染め柄と呼応し合い、まるで渦のように揺らぎます

「Kata:形」
藍染を最も美しく見せる遊山箱。部材やエッジの全てが45度カットで仕上げられており、箱の下部、重ね合わせ部、扉部の全ての収まりが解決しています

「Kukai:空海」
外箱のない遊山箱。空と海のグラデーションを藍染めで表現し、中央部、間仕切りに仕込まれた穴を閂が貫通するようになっています

「Umi:海」
海の中から空を見たような、金属製のメッシュを表面に持ちます。メッシュは昔から親しまれてきた和柄がレリーフされています

2007東京国際家具見本市
藍染遊山箱等の展示風景


