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琵琶湖疏水の意義を次世代に本プロジェクトは、次の5つの事業で展開します。フォーラムの開催による普及・啓発事業。マップ、DVDなどを作成する広報事業。周遊パスポートや特別拝観など地元事業者参画事業。体験・学習ツアーなど伝統産業との連携事業。動向、実態、整備、影響、効果などを調査する、調査分析事業。これらの事業により、琵琶湖疏水の果たした意義を再認識し、次世代に語り継ぐとともに、体験・学習型の新しい観光資源に育成し、広域・複合的な観光エリアを形成します。そして、地元中小規模事業者と地域の活性化を図り、伝統産業とのコラボレーションを図ります。 フォーラムの開催(普及・啓発事業)平成18年10月26日(木) 第1回琵琶湖疏水フォーラムが桜鶴苑にて開催されました。京都府立大学名誉教授・井口和起氏による基調講演「琵琶湖疏水と京都の近代化」およびパネルディスカッション、また、第七代小川治兵衛作庭園の特別見学が行われました。パネルディスカッションのテーマは、「琵琶湖疏水と観光まちづくり」コーディネーターは宗田好史氏(京都府立大学助教授)、パネリストは、岡野益巳氏(岡野組社長)、佐竹力総氏(美濃吉社長)、太田節子氏(博報堂経営)、福永晃三氏(フクナガ社長)。平成19年2月10日(土) 第2回琵琶湖疏水フォーラムが平安神宮会館にて開催されました。基調講演、パネルディスカッションのほか、PR用DVDの上映、散策マップの発表、「私がつくる散策ツアー」入選ツアー発表などが行われました。 散策マップ&DVD制作(広報事業)散策マップとDVDを作成中です。DVDは約15分の作品で、観光客と一般市民をターゲットとし、琵琶湖疏水の電力により発展した京都の近代産業発展の過程の紹介と、観光資源としての琵琶湖疎水のPR目的にしています。「私がつくる散策ツアー」(地元事業者参画事業)地元事業者、住民が積極的に参画でき、広く一般市民、全国からの観光客も参加できる「私がつくる散策ツアー」の提案を募集しました。第1回琵琶湖疏水フォーラムで募集要項を配布し、募集を開始。入選ツアーの発表は、第2回琵琶湖疏水フォーラムにて行います。伝統産業との連携と、調査分析伝統産業との連携事業として、散策マップのなかで、琵琶湖疏水により西陣織や友禅染、清水焼などの産業が大きく発展したことを紹介しています。また、京都市勧業館およびハンディクラフトセンターでは、伝統産業の中小規模事業者が体験教室を開催しており、これらの体験を取り入れた散策ツアーを計画しています。また、調査分析事業では、琵琶湖疏水の船運航とインクラインの活用を、法的規制および採算性の観点から調査分析しています。 今後の展開に向けて「琵琶湖疏水を活用した広域産業観光事業」については、さまざまな意見があることがわかり、事業者、住民双方の意見を十分に集めることが求められます。本プロジェクトを実施することにより、中小規模事業者が地域の特性を活かした街づくりや、観光振興を真剣に考えるきっかけとなりました。地域の小さな資源を活用して全国に発信するため、地元が一体となって取り組んでいます。 また、地元で非公開の琵琶湖疏水関連の近代産業遺産の一般公開を調整中です。
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